Advanced Custom Fields実装見本
2023年06月28日
今回は、Advanced Custom Fields実装見本ということで、当サイトの制作実績ぺージはワードプレスのプラグインアドバンスカスタムフィールドを使って作成したので、そちらの作り方を解説していきたいと思います。
- 更新をもっと簡単にしたい
- 入力をテンプレート化したい
- 記事は若干いい加減でもいい
- 少しでも為になれば
前提としてカスタム投稿で制作実績(スラッグworks)をつくった後の話のとなりますので、カスタム投稿で制作実績の作り方がわからない方は下記の記事をご覧ください。
Advanced Custom Fieldsって何
そもそもワードプレスプラグインAdvanced Custom Fieldsは何??
ってことで、簡単に説明すると
入力・更新をしやすくすることができるってことです。
毎回、決まった項目を入力する際など、同じ文章やレイアウトを作る手間を省略することができます。
最近では、グーテンベルクがでてきて使う機会が減ってきてますが、お客様に納品する際などよく使うプラグインかと思います。
当サイト見本確認
まずは当サイトの制作実績個別ページの完成見本から見ていきます。
アドバンスカスタムフィールで入力するところには赤線で囲っています。
※これからはアドバンスカスタムフィールドのことをACFと書きます。
ではページ上部

ページ上部でACFを使用して入力する場所は4か所
- クライアント名の部分
- スライドしている部分の画像5枚
- キーワードの部分
- 画面上ではみえてないけどリンク先のURL
次にぺージ中部

タグ以外の右側の部分はすべてACFで項目をつくって入力させます。
一番上のクライアント名の部分はページ上部ででてきたクライアント名の部分と共通です。
で最後にぺージ下部

制作ポイント・解説の部分です。
また、個別ページにはないですが、制作実績をトップページでスライドさせていて、そこで表示させるサムネイル画像もACFで入力します。
以上がACFで入力する部分となります。
まとめると
- クライアント名
- キーワード
- リンク先URL
- スライド画像1枚目
- スライド画像2枚目
- スライド画像3枚目
- スライド画像4枚目
- スライド画像5枚目
- 業種
- サイト種類
- 制作プラン
- エリア
- 仕様
- ご依頼内容
- 制作のポイント・解説
- トップページ用サムネイル画像
上記の項目を入力しやすくACFで作っていきます。
アドバンスカスタムフィールドをインストール
まずはACFをインストール
ワードプレス管理画面のプラグイン新規追加の検索にAdvanced Custom Fieldsを入力
今すぐインストールで有効化してください。

有効化するとワードプレス管理画面左側メニューにACFがでてきます。

ACFをクリックして上部にあるフィールドグループ+新規追加をクリック

すると下記が開きます

新規フィールドグループにはどこで使うかわかりやすいタイトル的なものを入れてください。
あとは使いたいフィールドタイプを選んで、ラベルとフィールド名(英語)を入力していきます。
フィールドタイプには様々なものが用意されていますが、今回は
テキスト・画像・テキストエリア・URLの4つを使用します。
フィールドラベルは文字通り編集ページに表示させたい項目を入力し
フィールド名は英語で入力(これはページで出力するときに使います)
作りたい項目は複製するか右下のフィールを追加でどんどん増やせます。
では
フィールドタイプのテキスト入力見本
フィールドタイプのテキスト入力見本の説明です。
最上部のフィールドグループを追加の部分には
制作実績で使うので
制作実績用と入力しています。

フィールドタイプの画像入力見本

戻り値の形式のところは画像URLにチェックを入れます。
フィールドタイプのテキストエリア入力見本

テキストエリアに入力した文字は改行をきかせたいので
全般の二つ横にあるPresentationをクリックして改行の部分を自動的にbrを追加に変更します。

フィールドタイプのURL入力見本

で最後に16個すべて入力した一覧はこちら

入力が終わったらこの制作実績用のACFをどこで使うかをページ下部の設定の部分で選択します。
上記フィールドグループはカスタム投稿の制作実績で使いたいので設定の部分のこのフィールドグループを表示する条件のところを

制作実績にして右上のSaveChangesをクリックして完了です。

※制作実績はカスタム投稿でスラッグworksで作成ずみです。
以上で設定したフィールドグループが制作実績で使用できるようになりました。
ではワードプレス管理画面の制作実績をクリックしてみてみましょう。
こんなかんじ


あとは、項目にそって入力するだけです。
きめられたことを入力するだけなので、お客様に納品する際など大変便利です。
事前打ち合わせをしっかりとし、項目さえきめておけば、入力もれや、レイアウトくずれのリスクを軽減できます。
当サイトの実際の入力見本



これで設定は完了です。
あとは出力させるだけです。
アドバンスカスタムフィールド出力方法
今回はカスタム投稿の制作実績(スラッグはworks)でACFを使用するので
カスタム投稿制作実績を表示させるぺージ
single-works.php
にACFの出力タグを入力していけば完成です。
※一覧ページはarchive-works.phpに記述。
出力タグはとても簡単です。
<?php the_field('フィールで名'); ?>たったこれだけです。
例)
クライアント名
wotex01
を出力する場合は
<?php the_field('wotex01'); ?>で出力されます。
上記はループの中で書いてください。
<?PHP if(have_posts()):while(have_posts()):the_post();?>
<?php the_field('wotex01'); ?>
<?PHP endwhile;endif;?>
<?php wp_reset_postdata(); ?>今作っているフィールドラベルとフィールド名は一覧は
クライアント名
wotex01
業種
wotex02
サイト種類
wotex03
制作プラン
wotex04
エリア
wotex05
仕様
wotex06
ご依頼内容
wotex07
スライド画像1
slideimg01
スライド画像2
slideimg02
スライド画像3
slideimg03
スライド画像4
slideimg04
スライド画像5
slideimg05
制作のポイント
wotex08
になります。
最後に入力見本です
まずはHTML
※CSSは割愛させていただきます。
こんな感じでつくって
<article class="worksbox02">
<div class="mdswrap ">
<h3 class="mds01 wow animated fadeInUp02"><span>詳</span>細情報</h3>
<p class="mdss">detail</p>
</div>
<section class="overbox02">
<table class="tstylewo">
<tr>
<th><p>クライアント名</p></th>
<td>ACFクライアント名様</td>
</tr>
<tr>
<th><p>業種</p></th>
<td>ACF業種</td>
</tr>
<tr>
<th><p>サイト種類</p></th>
<td>ACFサイト種類</td>
</tr>
<tr>
<th><p>制作プラン</p></th>
<td>ACF制作プラン</td>
</tr>
<tr>
<th><p>エリア</p></th>
<td>ACFエリア</td>
</tr>
<tr>
<th><p>仕様</p></th>
<td>ACF仕様</td>
</tr>
<tr>
<th><p>タグ</p></th>
<td>
<ul>
<li><a href="">オリジナルデザイン</a></li>
<li><a href="">レスポンシブデザイン</a></li>
<li><a href="">初期費用無料プラン</a></li>
<li><a href="">WordPress</a></li>
<li><a href="">新規制作</a></li>
</ul>
</td>
</tr>
<tr>
<th><p>ご依頼内容</p></th>
<td>
ACFご依頼内容
</td>
</tr>
</table>
</section>
</article>
<!--worksbox02終わり//////////////-->
<article class="worbox03">
<div class="midawrap">
<h3 class="mida01 kiro" id="q04">制作ポイント・解説</h3>
</div>
<section class="worboxin">
制作ポイント・解説
</section>
</article>
<!--worbox03終わり//////////////-->これをループで囲ってあげて、ACF用のタグに書き換えるとこんな感じ
<?PHP if(have_posts()):while(have_posts()):the_post();?>
<article class="woksall02">
<div class="midawrap">
<h3 class="mida01 womi" ><?php the_field('wotex01'); ?>様</h3>
</div>
<ul class="worksingle">
<li><div><img src="<?php the_field('slideimg01'); ?>" alt="<?php the_field('wotex01'); ?>写真1" ></div></li>
<li><div><img src="<?php the_field('slideimg02'); ?>" alt="<?php the_field('wotex01'); ?>写真2" ></div></li>
<li><div><img src="<?php the_field('slideimg03'); ?>" alt="<?php the_field('wotex01'); ?>写真3" ></div></li>
<li><div><img src="<?php the_field('slideimg04'); ?>" alt="<?php the_field('wotex01'); ?>写真4" ></div></li>
<li><div><img src="<?php the_field('slideimg05'); ?>" alt="<?php the_field('wotex01'); ?>写真5" ></div></li>
</ul>
<div class="mitebox">
<p class="mite"><span>ホームページを見てみる</span></p>
<div class="btn01 wor">
<a href="<?php the_field('wotex09'); ?>" target="_blank"><?php the_field('wotex10'); ?></a>
</div>
</div>
<!--mitebox終わり//////////////-->
</article>
<!--woksall02終わり//////////////-->
<article class="worksbox02">
<div class="mdswrap ">
<h3 class="mds01 wow animated fadeInUp02"><span>詳</span>細情報</h3>
<p class="mdss">detail</p>
</div>
<section class="overbox02">
<table class="tstylewo">
<tr>
<th><p>クライアント名</p></th>
<td><?php the_field('wotex01'); ?>様</td>
</tr>
<tr>
<th><p>業種</p></th>
<td><?php the_field('wotex02'); ?></td>
</tr>
<tr>
<th><p>サイト種類</p></th>
<td><?php the_field('wotex03'); ?></td>
</tr>
<tr>
<th><p>制作プラン</p></th>
<td><?php the_field('wotex04'); ?></td>
</tr>
<tr>
<th><p>エリア</p></th>
<td><?php the_field('wotex05'); ?></td>
</tr>
<tr>
<th><p>仕様</p></th>
<td><?php the_field('wotex06'); ?></td>
</tr>
<tr>
<th><p>タグ</p></th>
<td>
<ul>
<?php
$terms = get_the_terms($post->ID, 'worktag');//関連のあるタクソノミーのみ出力
if ($terms) :
foreach ($terms as $term) {
echo '<li><a href="'.get_term_link($term->slug, 'worktag').'">#'.$term->name.'</a></li>';
}
endif;
?>
</ul>
</td>
</tr>
<tr>
<th><p>ご依頼内容</p></th>
<td>
<?php the_field('wotex07'); ?>
</td>
</tr>
</table>
</section>
</article>
<!--worksbox02終わり//////////////-->
<article class="worbox03">
<div class="midawrap">
<h3 class="mida01 kiro" id="q04">制作ポイント・解説</h3>
</div>
<section class="worboxin">
<?php the_field('wotex08'); ?>
</section>
</article>
<!--worbox03終わり//////////////-->
<?PHP endwhile;endif;?>
<?php wp_reset_postdata(); ?>
<!--ループ終了-->
タグの部分は今度説明させていただきます。
以上で簡単に出力設定できました。
簡単に投稿ページをカスタマイズできて、更新しやすい環境になりましたね。
いかがでしたでしょうか?お客様に納品するときや更新内容が決まっているぺージなどで設定しておくと更新がとても便利になりますね。
ここがチェケラ
決まった投稿をするときは、とっても便利だね。
以上がAdvanced Custom Fields実装見本 個別ぺージ編でした。
それではまた。
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