自社Webサイト診断方法(超簡易版)
2023年07月20日
本日は超簡易版ではございますが、自社Webサイト診断方法をご紹介させていただきます。
ホームページは表面上見えているデザインも大事ですが、内部の構造もとても重要です。
今回はデザインの見た目がいい悪いとかではなく、その内部の部分を診断していければと思います。
下記に述べる内容が正しいと言うわけではなく、確認しないよりは確認したほうが良いレベルで見ていただければと思います。
ホームぺージを構築する基本設定の確認作業となります。
基本的な内容で、ミス又は問題がないかのチェック的な感じで見ていただけば幸いです。
- 正しく作られているか確認したい
- 自分で制作したので心配
- 記事は若干いい加減でもいい
- 少しでも為になれば
下記の作業環境ブラウザはグーグルクロームでパソコンでの作業となります。
ソースコードを見ていきますが、
環境によっては超簡易版の自社Webサイト診断ができない(折り返しなどがなく確認しずらい)
ソースコードもありその場合はご自身での診断は難しい場合があります。
また見本画像はwindowsの画像のみとなります。
自社Webサイト診断で確認する項目10個
- ①タイトルタグに自社の会社名又はサービス名や希望キーワードが入っているか
- ②キーワードタグが入っているか
- ③ディスクリプションタグが入っているか
- ④見出しタグが入っているか
- ⑤画像に代替テキストalt属性が設定されているか
- ⑥noindex nofollowタグが入っていないか
- ⑦アドレスがhttpsになっているか
- ⑧スマホ対応しているか・見やすいか・画像がかすれていないか
- ⑨www.有り無しが統一されているか
- ⑩表示する時遅くないか
最低限押さえておきたい10個のポイントとして上記の10点を確認していきたいと思います。
①~⑥まではブラウザのグーグルクロームのソースコードを見ながらチェックします。
ソースコードとはホームぺージを構成している文字のことです。
Webに詳しくない方でもチェックできるようにご説明できればと思います。
事前準備
まずはブラウザのグーグルクロームで自社サイトを開いてください。
下記はマリオ君のサイトをグーグルクロームで開いた状態です。

開いたら、キーボードのctrl(コントロール)ボタンを押しながらキーボードのUを押してください。
※マックの場合はコマンドボタン+オプションボタンを押しながらキーボードのUを押してください。

上記のような難しそうな文字が出てきたら、準備完了です。
上記の難しそうな文字が並んでいる画面上で①~⑥番を確認していきます。
ホームページは上記の文字列(ソースコード)で構成されています。
それでは診断していきたいと思います。
①タイトルタグに自社の会社名又はサービス名や希望キーワードが入っているか
ホームぺージで最上位に大切なタイトルタグの確認をします。
一般的にタイトルタグには会社名又はサービス名や希望キーワードを入れるのが一般的です。
大手会社様やブランディングがしっかりされている会社様等は会社名のみやサービス名のみが多いですが、サービスサイトやこれから色々な方に認知してもらうようなサイトは、会社名又はサービス名+キーワード(その他には地域名)が一般的なタイトルタグの入れ方だと思います。(※これが正しいというわけではありません。)
ここでの確認は
会社名がちゃんと入っているか
サービス名が入っているか
キーワードがはいっているか(入れたい場合
を確認していきます。
先ほどの文字がたくさん並んでいる難しそうな画面(今後はソース画面と呼びます)で
ctrl(コントロール)ボタンを押しながらキーボードのF、今度はFボタンを押してください。
マックはcommand+F

検索窓口が出ますのでそちらに下記をコピーして貼り付けてください。
<title>
検索窓口にいれた文字がある場合は、対象の文字列がハイライトで表示されます。
上記はマリオ君の例ですが、
今回チェックするのは下記の様にタイトルとタイトルの間に挟まれている部分です。
<title>この間の部分が重要なタイトルになります</title>マリオ君のタイトルは
福岡のホームページ制作はマリオ君にお任せ
となっております。
一応、サービス名のマリオ君
検索されたいキーワードのホームページ制作
地域名
が入っています。
皆さんのサイトはいかがでしょうか。
ご希望の会社名やサービス名やキーワードが入っていれば問題ないですが、まれに、ワードプレスなどで作られた初期値が入っていたり、
トップぺージや
フロントページ
wordpress site
ここにタイトルを入れる
などののサイトもごく稀ですが見かけますので、一応確認してみてください。
タイトルタグがない場合もあるかもしれないので、その場合はタイトルタグを設置してください。
例 地域密着で福岡市の大名でパン屋さんをやっている オープンしたてマリオブレッドという店の場合
マリオブレッドのみ
こちらでも当然OKですが、まだオープンしたてて認知度もなくマリオブレッドのみだと検索は見込めませんので、
福岡市大名のパン屋さん マリオブレッド
などの
地域名 + サービス名 + 店名
も検討されてもいいかもしれません。
正解はありませんが、営業スタイルにあったサイトタイトル選定が重要となってきます。
タイトルタグはホームページの中でとっても大事です。
②キーワードタグが入っているか
タイトルほど重要ではないですが、こちらも設定しないより設定した方が良いので確認していきます。
キーワードタグは、短いキーワードをカンマ、で区切って入れるタグになります。
一般的に検索されたいキーワードを5個程度入れます。
今度はソース画面の検索窓口に下記を入れてください。
name="keywords"
するとまたハイライトされますのでハイライトされた前後の文章に(マリオ君は後ろにありますが、前に記述されている場合もあります)content=””の中にキーワードが書かれています。
<meta name="keywords" content="ここにカンマ,で区切ってキーワードが入っています">があるので、そちらがキーワードになります。
そにちらにご希望のキーワードが入っているか確認してください。長い文章などはNGです。
また、キーワードタグがない場合は設置しましょう。
マリオ君の場合は
ホームページ制作,福岡,web,福岡,デザイン
が入っていますね。
キーワードタグないよりあった方がいいので確認しましょう。
③ディスクリプションタグが入っているか
ディスクリプションタグはサイトの紹介文を入れるタグになります。
ソース画面の検索窓口に下記を入れてください。
name="description"
するとまたハイライトされますのでハイライトされた前後の文章に(マリオ君は後ろにありますが、前に記述されている場合もあります)content=””の中に紹介文が書かれています。
<meta name="description" content="ここに紹介文が入ります。">会社又はサービスの紹介文が入っているか確認しましょう。検索したときにも表示されますので、わかりやすい文章がいいと思います。

こちらも、ワードプレスの初期値の文章が入っていたり、そもそも設置されていない場合がありますので確認しておきましょう。
マリオ君の紹介文は
福岡のホームページ制作はマリオ君にお任せください。初期費用無料プラン・納品プラン・専属プランなど様々な形でサービスをご提供しております。
が入っています。
紹介文は検索したときの一覧でも表示されます。
④見出しタグが入っているか
ホームページにはh1~h6という6段階で見出しが用意されています。
1が最重要で6が一番下の重要度となります。
すべて使う場合もありますが、一般的にh1~h4程度までは使われるかと思います。見出しが適切に使われているかどうかはぱっとみ、わかりずらいので、今回は見出しの中でも特に重要な
h1とh2が入っているか・使われているかのみ確認していきたいと思います。
簡単ですが見出しの例をつい最近盛り上がった野球のWBCを例にとって説明します
タイトル:WBC速報サイト
h1・WBC日本優勝
h2・アメリカに勝利し大谷歓喜のガッツポーズ
h3・監督・選手インタビュー
h4・栗山監督インタビュー
h4・大谷選手インタビュー
雰囲気はこんな感じです。
あんまりわかりやすい例になってないですね・・・・。すいません。
要するにもっとも重要な見出しがh1
その次に重要な見出しがh2・・・
です。
それでは見ていきます。
ソース画面の検索窓口に下記を一つずつ入れてください。それぞれのタグが入っているか、重要な文字に設定されているか確認してください。
<h1>
<h2>
<h3>
<h4>
<h5>
<h6>するとまたハイライトされますのでハイライトされたタグが重要文字(見出し)を囲っているか確認しましょう。
h1だけマリオ君の例を見てみます。

<h1>ここに最重要の見出しが入っています。</h1>一般的な会社のホームぺージはh1には会社の名前やサービス名、マリオ君の様にサイトのタイトルに近いものが入ることが多いと思います。
マリオ君は
福岡のホームぺージ制作はマリオ君にお任せ
と入れています。
h1とh2が入っているか確認してみましょう。
最低でもh1が入っていない場合は会社名やサービス内容に設定しましょう。
h1タグをはじめ見出しも結構重要です。
⑤画像に代替テキストalt属性が設定されているか
次は画像(imgタグ)に代替テキスト(alt属性)が入っているか確認していきます。
ホームページは主にテキストと画像(imgタグ)で構成されています。
テキストはそのままグーグル検索も読み込みますが、画像(imgタグ)の場合は画像の見た目ではなく画像に設定されている代替テキストをみて判断しています。
※ちょっと違いますが雰囲気はこんな感じです。ほかにも意味はあります。
ですので画像には代替えテキスト(altタグ)を入れておかないと、どんな画像かわかりませんので、設定は必須となります。※飾りの画像とかには入れない場合もあります。
ソース画面の検索窓口に下記を入れてください。
alt=
マリオ君の場合は66件見つかりました。
そもそも検索にかからなければ設定されていないと思いますので、制作してもらった方に一度確認しましょう。
alt="ここの部分が代替えテキストです"img src=””部分の””の中にあるURL又はパスをクリックすると画像が表示されますので、画像を確認し適切な代替えテキストが設定されているか確認しましょう。
全部を見るのは大変だと思いますので、取り急ぎ5カ所程度抜き打ちで確認してみてください。
上記のソースのマリオ君の見本を一つご紹介します。
<img src="https://mariokun.com/cmswp/wp-content/themes/mariokun_temp/img/main.svg" alt="オリジナルデザイン・月額27,500円税込">src=””の中のURL(ワードプレス等で制作していない場合はパスです)をクリックしたら画像が表示されます。

こちらの画像です。
代替えテキストalt=””は
オリジナルデザイン・月額27,500円税込み
と入れています。
ちょっと大変ですが、何個か確認してみてください。
代替えテキストも重要です。
⑥noindex nofollowタグが入っていないか
こちらのnoindexタグですがもし入っていたら、検索にひかかることはありません。
検索にかからなくなる危険なタグがなんで入っている可能性があるかというと、公開前のテストでお客様に確認する場合など、グーグルにまだ検索されたくない場合などに使います。
そもそも使わない場合も多いですが、入っていた時のダメージが大きいので一応確認しましょう。
※トップページ以外でわざと検索されないように入れている場合もありますので、トップページ以外に入っている場合は制作してもらった方に一度聞いてみましょう。
ソース画面の検索窓口に下記を入れてください。
name="robots"検索にかからなければ、OKです。
検索にかかっても下記ならOKです。マリオはindex,followをいれています。
これはグーグルに検索してもいいですよって書いています。
<meta name="robots" content="index,follow">問題があるのは下記です。
<meta name="robots" content="noindex,nofollow">noindex,nofollowこれが入っていたら、どんなにページを良くしてもこのタグが入っているページはグーグルに登録されませんので、検索で出てくることはありません。
あった時のダメージが大きいので確認しておきましょう。
noindex,nofollowは検索にひかかりません。
⑦アドレスがhttpsになっているか
これは簡単ですね。
サイトアドレスに鍵マークがついていれば
SSL暗号化されいてOKです。

逆についていなければSSL暗号化されていないということなので、制作してもらった方に相談してSSL化しましょう。SSL化していないとセキュリティに問題が生じる場合があり、安全でないサイトとみられ検索順位にも悪影響が出る可能性があります。

アドレスも確認しましょう。
⑧スマホ対応しているか・見やすいか・画像がかすれていないか
スマホ対応は現在必須となっています。予算の問題で対応できていない場合などを除き、基本的にはスマホ対応は必須となっておりますので自社のホームページがスマホ対応しているか確認しましょう。
確認方法は下記サイトで貴社のサイトのURLを入れるだけでスマホに対応しているか確認できます。
確認サイトはこちら

スマホ対応できている場合は
ページはモバイルで利用できます。と表示されます。

スマホ対応できていない場合は
ページはモバイルで利用できません。と表示されます。

また、スマホ対応されていても、画像がかすれていて見えずらい場合があります。
ぺージ速度を早くするためあえて、軽いサイズで対応している場合もありますので、良い悪いは難しいですが、ロゴ等、かすれてはまずいものもかすれて見える場合は、ポイントポイントでよい画像に切り替えた方が、見ている方に親切かもしれません。
予算に問題がない場合はスマホ対応しましょう。
⑨www.有り無しが統一されているか
URLにはwww有と無しが基本的に存在します。
統一した方がSEO的にもよいとせれているので、統一されているか確認しましょう。
有りと無しどっちがいいとかではなく統一されていれば問題ないです。
確認方法はURLに直接打ち込んでリダイレクト(強制的に変更)されるか確認できます。
マリオ君の場合はwww無しで統一しています。

ご自身のサイトでも確認してみてください。
統一は少しSEOにいいみたいです。
⑩表示する時遅くないか
最後はサイト速度になります。
こちらも速度を診断してくれるサイトがありますが、ちょっと厳しめの判定になりますので、体感でよいかと思います。
開くのが遅くなるとサイトを見る気がなくなりますよね。
こんなこと書いていますが、マリオ君のサイトも遅いですと診断されます。
画像をきれいに表示したいため、少しきれいな画像を使っているため、少しサイトスピードを犠牲にして制作しています。
表示スピードが速ければよいというわけではないですが、早い方がいいですよね。
極端に表示が遅くなければ問題ないかとは思っています。
もし、自社のサイトを見ていて遅いなっと思ったときは
作り方を見直すか、サーバーの変更を検討されるのもよいかと思います。
以上が自社Webサイト診断方法(超簡易版)となります。
いかがでしたでしょうか。簡単に確認できますので、一度確認してみてください。
それではまた。
こっちもみて!関連記事
-
WEB制作会社の検索順位発表!約60日経過
- SEO
- web制作会社の今何位?
2023年09月08日
-
Web制作会社がやっているSEO対策
- SEO
2023年07月25日
-
メインキーワードで検索順位100位以内に表示されるためにやったこと!これが現実ver
- SEO
2023年12月25日
-
WEB制作会社の検索順位発表!約140日経過。営業メールがよく届く!
- SEO
- web制作会社の今何位?
2023年11月30日
-
SEO体験談 相互リンク編
- SEO
2023年07月27日
-
正直PageSpeed Insightsの点数は上がらない!?少しでも良くなるようにやった事
- SEO
- 小技
2023年09月15日