SEO体験談 相互リンク編
2023年07月27日
本日は弊社の重鎮ディレクターにSEO対策についてレクチャーを受けたのですが、その中で、過去に行ったことがある、SEO対策の相互リンクについて聞いたので、そちらを皆様にシェアをさせていただきたいと思います。
- SEO対策に興味がある
- おじさんの昔ばなし聞いてやるよ
- 記事は若干いい加減でもいい
- 少しでも為になれば
- 相互リンクとは
- 相互リンク体験談・昔ばなし
- 今やるのはどう?
上記の3本立てでお送りいたします。
相互リンクとは?

相互リンクとはお互いのサイトを紹介し合う(相互にリンクをはる)ことを言います。
上記の見本はかなりいい相互リンクの見本で、
花屋さんが当店の花を飾るならこちらの花瓶屋さんがおすすめですよ。
と花瓶屋さんを紹介し
花瓶屋さんも当店の花瓶にはこちらの花屋さんの花があいますよ。
って感じでお互いにリンクを張って紹介しあっています。
ホームページを見ているユーザーからしたらとても親切なリンクでですね。花を買えば花瓶が必要になりますし、花瓶を買えば花が必要になりますので、こちらはとても親切な相互リンクといえます。
相互リンクのメリット
相互リンクによって被リンクを受けることができます。
被リンクは検索上位にとても重要で、お互いのサイトが被リンクを受けることができるので検索上位の可能性があがります。また、ユーザーにとって便利な相互リンクはアクセスの増加が見込まれます。
上記の例。
相互リンクのデメリット
2012年のペンギンアップデート以降、質の低いサイト(内容がほとんどないサイト)からのリンクや過剰な相互リンク(不特定多数のたくさんのサイトとの相互リンクや相互リンクのためだけのぺージを作成など)をしているサイトに対しペナルティや順位の下落を行うようになりました。
グーグルは相互リンクを禁止はしておりませんが、過剰な相互リンクは禁止しています。
その過剰かどうかの線引きはわかりづらいので、相互リンクにはペナルティを受ける可能性があることをあたまに入れておかなければなりません。
しかし、そんなに厳しく意識するのではなく、上記の様に一般的にユーザーのためになる相互リンクは問題ないと思われます。
それでは本日の本題のSEO体験談を次に書いていきます。
相互リンク体験談
今から、書く内容は2012年ペンギンアップデート前とペンギンアップデート直後の状況を聞いたのでそちらを記事にしています。
昔話なので、ふんわりと聞いていただければと思います。
それではスタート。
まず行っていたのは過剰な相互リンクのようです。
上記の画像の様に見ているユーザーにとって便利な相互リンクではなく、相互リンクの為だけのぺージを作ってただ被リンクを集めるだけの相互リンクです。

数は大体100~200程度やっていたそうです。
関連性のある業種だけでなく、相互リンクを募集されているサイトとすべて、相互リンクしていたようです。当時の相互リンク用エクセルを見せてもらいましたが、総勢300ぐらいのサイトが記載されていました。
どうやって調べたか聞くと、相互リンクをしているところを一つ見つけてしまえば、それをたどっていくと様々な相互リンクを募集しているサイトが簡単に芋づる式で、見つかっていったそうです。
そしてその過剰な相互リンクの効果の方はというと。
凄かったようです。
狙っているキーワードなどがことごとく上位表示したそうです。
一応相互リンクをするにあたって小さなルールがあったようで、
リンクは週に5件まで
アンカーテキストを分散
のようにやっていたそうです。
ペンギンアップデート前から、過剰な相互リンクは効果がないとされていたようですが、まだ少し効果があり、急速な被リンクの確保はグーグルに怪しまれるからゆっくりとかアンカーテキストが同一だと怪しまれるとか情報がたくさん出回っていたそうで、そちらにならって、相互リンクをしていったようです。
これを聞いた時に「姑息ですね~~」といってやりました。
しかし、効果はほんとにすごかったようです。
おじさんの武勇伝ほど面白くないものはありませんが、
グーグルの検索エンジンの謎を解いたかのように順位は上がっていったそうです。
この相互リンクを募集している会社一覧の名簿さえあれば天下をとれるぐらい思っていたようです。
しかし、その日は突然訪れたようです。
そう、かの有名なペンギンアップデートです。

そして、過剰な相互リンクをしていたサイトはというと。
・
・
・
順位の大幅下落
ほとんどのキーワードで1ページ以内、むしろ5位以内ぐらいで表示されていたものが
ほぼすべて50位から80位ぐらいになったようです。
それから過剰な相互リンクをしていたサイトは上がることはなかったようです。
おしまい。
て感じでした。
余談ですが、サーチコンソール・当時はウェブマスターツールでグーグルからのペナルティのお知らせ等は来ていなかったようですが、過剰な相互リンクをしていたサイトは相互リンクをやめて、まっとうに記事をかいてサイトを育てていっても順位は上がらなかったようです。
どんなにがんばっても、30位程度。
しかもなぜかトップページの順位が特にひどかったようです。
同じサービス内容のサイトを別で立ち上げて、まっとうな記事を書いたサイトは1ページに表示されたようです。
本人曰く「見えないペナルティを受けていたと思う。」
※ペナルティには自動と手動があり、自動ペナルティの場合はサーチコンソールにお知らせは来ないようです。
とのことでした。
結論から言うと、ユーザーのためにならない、小手先だけのことはしてはダメってことですね。
見ている方の役に立つ、為になるサイト作りをしていかなけらばならないよってことを教わりました。
過剰な相互リンクはペナルティの可能性大
ここがチェケラ
検索上位表示は見ている方に役立つ情報をコツコツ書いていくのが最大の近道。
今やるとどう?
ユーザーの為になる一般的な相互リンクは問題ないかと思っています。グーグルも過剰な相互リンクを禁止しているだけなので、問題ないかと思います。
しかしながら、なにをもって過剰なのかは明確には示されていないようなので、ペナルティを受ける可能性もあるということを頭に入れておくだけでもいいかなと思います。
いかがでしたでしょうか。
本日は弊社の重鎮ディレクターからSEOの昔ばなし過剰な相互リンクの失敗談を書かせていただきました。
すこしでも皆様のお役に立てばと思います。
それではまた。